マルウェアとは、【malicious悪意がある】と【softwareソフトウェア】を組み合わせた造語です。

ランサムウェア に感染してしまいますと、Microsoft^® Windows^® OS（Operation System） のシステムへのアクセスが制限されたり、特に悪質なものは、PC内のデータを暗号化してしまい、大切なデータに全くアクセスができなくなってしまい、業務が完全に停滞、または最悪の場合 数日もの間 停止してしまいます。
暗号化を解読して、データを復旧するためには、犯人から暗号の解読方法、複合に必要な鍵が必要となりますが、法外にとてつもなく高い要求金額を請求されてきます。
また、むやみにランサムウェアを完全に削除してしまいますと、複合に必要な情報も一緒に完全に削除されてしまいますので、ランサムウェアに感染した場合は、絶対に完全削除してはいけないと共に、「隔離室」にあるランサムウェアを保護する必要があり、とても面倒なマルウェアです。
また、ビットコインなどで身代金（RANSOM）を支払うことを要求するため、ランサムウェアと呼ばれています。

ランサムウェアは、「トロイの木馬（Trojan Horses）」に分類され、ユーザーに危険性を感じさせないように偽装をして、PCの内部に入り込みます。
ウイルスと異なり、すぐにPCが使えなくなってしまうということはまずありません。「トロイの木馬」は、すぐに活発に活動することはなく、周りの状況を静観しています。そのため、殆どの場合、ランサムウェアに感染しても、全く気付くことはできません。
どんなに、セキュリティソフトをインストールしていても、Microsoft^® Windows^® OS の脆弱性（ぜいじゃくせい：vulnerability：セキュリティ上の弱点、欠点）を利用してPC内部に入り込む場合もあります。
「トロイの木馬」は、外部からPCにリモート・アクセスできるようにするための『バックドア（秘密の入り口）』を作り、PCを遠隔操作することもあります。
ここまで事態が進んでしまったら最悪の展開を考えないといけません。
PC内の個人情報だけでなく、会社の機密情報がどんどん外部に流出してしまい、長年かかって築き上げてきた会社の信用は大打撃を受けてしまいます。

「トロイの木馬」が活動を開始する前にそれらを駆除するためには、毎日、定期的にPC内を全スキャンするしか方法はありません。
どんなに頻繁に「ウイルス定義ファイル」の更新を受けていたとしても、殆どの場合、最新型の『ランサムウェア』は、侵入時には検出、駆除されず、一度、PC内に入り込んで来てしまいます。
フリー（無料）のセキュリティソフトは、殆どの場合、「ウイルス定義ファイル」の更新が、頻繁にはおこなわれず、一日に一回程度しか更新されません。
やはり、毎日一回、PC内部の全スキャンをおこない、一刻も早く ランサムウェア を見つけるしか方法はありません。
また、できれば、「ウイルス定義ファイル」の更新があった場合、その都度、『メモリスキャン』をして、メモリ内に常駐したランサムウェアを発見することができるセキュリティソフトを使用すると共に、そのような設定をおこなうことも、非常に重要となります。

もし、御社のPCが、全社的にそのような対策を行っていない場合、大至急対策が必要です。

『AVG^® Remote Admin コンソール』を使えば、社内の全PCを一括制御、監視、管理することができます。

『AVG^® アンチウイルス for Android™ - ビジネス』 を使えば、業務用モバイルデバイス（スマートフォン、タブレット）のセキュリティ、紛失、盗難対策がおこなえます。また、モバイル・デバイスの位置情報を「Google マップ™」上に 表示可能です。